花が好き
アフリカの田舎町、というと日本で描くイメージは、みんな食うや食わずの生活で、みすぼらしい格好をしてみすぼらしい家に住んでいる、というものかも知れません。確かに昨今の日本のスタンダードから言えば、どう見てもみすぼらしく目に映るに違いありませんが…。
でもそんな見かけとは裏腹に、タンザニアの人達も彼らなりに生活をエンジョイしています。それが端的に表れるのが家の周りの植物です。
右の写真は僕の家の庭の一角ですが、庭師のジョセフが芝生の中への植え込みで「Welcome」と書いたのがわかるでしょうか?
ジョセフはどこで覚えたのか知りませんが、庭に花を欠かさず、一つが終わるとすぐ次のものを植えてくれます。種や球根も自分で採っているようです。
僕の家の中には花瓶に活けた花が欠かさずありますが、これはお手伝いのフェリスタおばちゃんの担当です。でもすべての花は庭でジョセフが作ったものです。